地域密着の事業戦略のなかで郵便局の封筒広告にふさわしいスポンサー5選
地域密着を旨とする地方の中小企業、パパママショップでも、競争は地方に進出してきた大企業であり、ある意味グローバル競争の真っ只中にいるといえます。このような時代のなかでも、中小零細企業はどうしても勝ち残っていかねばならない立場にあります。今回は、そのような中で、お役にたてる郵便局の封筒広告がどのようなスポンサーにふさわしいかを考えてみました。
- 地域密着型局地戦が必要な理由
- 地域密着型戦術のいろいろ
- 郵便局の数はどれくらい?
- 郵便局で無料で封筒が手に入る?
- 封筒を協賛するのにふさわしいスポンサー
地域密着局地戦が必要な理由
日本の企業の99%が中小企業です。中小企業とはいえ、ビジネス市場は大手のチェーン店や大企業と競合し、大資本との戦いに勝たねば生き残ってはいけません。
大企業に勝つための中小企業の戦略として、ランチェスター経営が代表的といえますが、地域密着型局地戦経営といえるでしょう。
自分に強みのある地域、エリアに絞り込んで、可能な限りの資本を投入し、たとえ小さな地域、エリアでもシェアNo.1を獲得する。
フォルクスワーゲンの戦略は投入エリアでの市場シェア40%を獲得することを目標として実現していく、その地域、エリアを拡げていくこととしていました。
中小企業に広域化、多角化は向きませんが、仮にエリアを拡げた場合でも、あくまで戦いは小さな地域、エリアでの局地戦。その小さな地域、エリアでの戦いに勝ち続ければ、たとえ競合相手が大手といえども、そのエリアから撤退していくでしょう。
地域密着型戦術のいろいろ
地域密着型局地戦経営をおこなっていくのに、どのような戦術があるでしょうか。
どんな商売もお客さまがいなければ成り立ちません。
今あるお客さまを大切に、関係を築いていくことはもちろん大切なことで、そのための戦術もありますが、今回の記事では割愛させていただき、そこに到達するまでの戦術、小さな地域、エリアで新規のお客様を獲得するための戦術を考えていきたいと思います。
小さなエリアで戦っていくための営業戦略は、大手がマスメディアなどで大きく網をひろげて投げるような方法ではありません。
自社をPRするために、もっと小規模に限られたエリアの皆さまに広告する方法をあげていきます。
広告は大規模にやればやるほど、無駄な地域、エリアやスペースにお金を撒き散らすことになりますので、小さなエリアで広告をする方法はよく考えてする必要があります。
- 目指す地域に発行されるエリア限定の連合広告チラシ
- 目指す地域にある郵便局を厳選しての封筒広告
- 目指す地域、エリアに配布している販売店を選んでの新聞折込チラシ
- 目指す地域に近いエリアを加入範囲としているケーブルテレビ局自主放送のCM
- 自社のチラシやパンフレットを目指す地域へポスティング
今回の記事は郵便局から広告を発信しよう!ということなので、目指す地域にある郵便局を厳選しての封筒広告について深く掘り下げていくこととします。
郵便局の数はどれくらい?
全国の郵便局の数はおよそ24,000ヶ所に及びます。24000ヶ所のイメージをもっていただくために、さまざまな店舗などの数をあげてみますね。
- 郵便局 24000
- 市町村 1724
- 食品スーパー 16800
- 全国銀行店舗 13700
- コンビニ 56000
- 歯科医院 56000
- 美容室 230,000
あえて、美容室だけはコンマをつけました。数が突出しているので勘違いしないように。
郵便局が、どれだけきめ細かく皆さまの地域に根ざしているか分かっていただける数字ですね!
当窓口封筒の広告屋さんでは、だいたいのご希望のエリアを言っていただければ、日本全国どこでもすぐに広告可能な郵便局をお探しすることができますので、お気軽にお問い合わせください。
郵便局で無料で封筒が手に入る?
民営化されたとはいえ、公共サービスを手がけている会社として、公的機関のイメージが強く、その安心感や信頼感は絶大なものがある郵便局、そこで無料の封筒が配られているのをご存知ですか?
実はこれ、備品を協賛するシステムで、地元の協賛スポンサーから提供される封筒で、郵便局の窓口で、受け取った現金や書類、切手などを入れる封筒として大変便利に使われています。
誰でも好き勝手に配布できるかというとそうではなく、審査された封筒のみが配布用に窓口に設置されます。
それを使って郵送するようなものではなく、あくまでも保管や手渡し用としての用途ですが、領収書や利用明細などの書類、現金、切手など郵便局で渡されるものは多く、手際よく窓口で手続きするのにとても便利なものです。
そして、配布される封筒には、協賛スポンサーからの広告を載せることができます。
一つの封筒には一事業主だけの広告が載るようになりますので、利用者はかならず目にすることになります。さらに、利用者の方が持ち込んだ会社やご自宅などのメンバー、ご家族の皆様にも目にしてもらえます。
広告入り窓口封筒は、利用者もスポンサーもともに役に立つ素晴らしい広告システムです。
封筒を協賛するのにふさわしいスポンサー
それでは、ズバリどのようなスポンサーが郵便局の封筒広告にふさわしいのでしょうか。
封筒広告の特徴のひとつとして、封筒広告は使っていただいた時が効果時なので、いつ利用者の方に手にしていただけるかのコントロールができません。つまり、セールやキャンペーンなどの即効性を求めたり、時期に限りのある広告には不向です。
一方では、郵便局で配られている封筒に載っている広告という圧倒的な安心感、信頼感がありますので、そのようなことを特に重要視している業種のスポンサーにふさわしいといえます。
地域に密着した典型的な地場産業、地場事業であり、特に安心感・信頼感を重要視する業種ということで、次の5つが最適であると言えるでしょう。
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医療福祉関係
病院・医院・クリニック・歯科医院・耳鼻咽喉科・眼科・整骨院・接骨院・鍼灸院・デイサービス・有料老人ホームなど
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士業関係
弁護士・司法書士・行政書士・税理士・土地家屋調査士・社会保険労務士など
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住宅、不動産関係
工務店、リフォーム業者、外壁塗装業者、不動産賃貸業・不動産売買業・マンション開発業など
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生活関連関係
環境衛生、自動車関連、雑貨小売りなど
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仕出し、飲食関係
飲食店、仕出し屋、食品デリバリー業など